be to 不定詞 (be動詞 + to不定詞)

このセクションのポイント:

  • <be動詞 + to不定詞> の形で、主に「予定」「義務・命令」「可能」「運命」「意図」の5つの意味を表す。
  • 文脈によってどの意味になるかを判断する。
  • やや硬い、フォーマルな響きを持つことが多い。

<be動詞 (am, is, are, was, were) + to不定詞> の形で、主に以下の5つの意味を表します。文脈によってどの意味になるかを判断する必要があります。やや硬い、フォーマルな響きを持つことが多いです。

1. 予定: 「~することになっている」「~する予定だ」

  • 公的な予定や個人の確定的な予定を表します。
    • 例: The President is to visit Japan next month. (大統領は来月日本を訪問する予定だ。)
    • 例: We are to meet at the station at ten. (私たちは10時に駅で会うことになっている。)

2. 義務・命令: 「~すべきだ」「~しなければならない」

  • 法律や規則、指示などによる義務や命令を表します。
    • 例: You are to obey the rules. (規則には従わなければならない。)
    • 例: Students are not to use cell phones during class. (生徒は授業中携帯電話を使用してはならない。)

3. 可能: 「~できる」 (主に否定文・疑問文、または受動態で)

  • can の意味合いを持ちますが、実現の可能性というよりは、状況的に可能かどうかを示します。
    • 例: Nothing was to be seen. (何も見えなかった。)
    • 例: How am I to solve this problem? (どうすればこの問題を解決できるのだろうか。)

4. 運命: 「~する運命にある」

  • 将来起こるべくして起こることを示します。
    • 例: He was never to see his family again. (彼は二度と家族に会えない運命だった。)

5. 意図・目的 (If節の中で): 「もし~するつもりなら」

  • If節の中で用いられ、主語の意図や目的を表します。
    • 例: If you are to succeed, you must work harder. (もし成功するつもりなら、もっと一生懸命働かなければならない。)

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