as if / as though + 仮定法

このセクションのポイント:

  • 「まるで~である[あった]かのように」という意味で、実際とは異なる様子を表す。
  • as if / as though + S + 過去形 …: 主節の動詞と同じ時点での事実に反する様子。
  • as if / as though + S + had + 過去分詞 …: 主節の動詞より前の時点での事実に反する様子。
  • as if / as though の後に直説法も可能で、その場合は話者が事実かもしれない、または可能性が高いと考えていることを示す。

「まるで~である[あったかのように]」。実際とは異なる様子を表します。

  1. as if / as though + S + 過去形 …: 主節の動詞と 同じ時点 での事実に反する様子。「まるで (今) ~であるかのように」。
    • 例: He talks as if he knew everything. (彼はまるで何でも知っているかのように話す。) [話す(現在)時点で、実際は知らない]
    • 例: She looked as if she were ill. (彼女はまるで病気であるかのように見えた。) [見えた(過去)時点で、実際は病気ではなかったかもしれない]
  2. as if / as though + S + had + 過去分詞 …: 主節の動詞より 前の時点 での事実に反する様子。「まるで (以前) ~であったかのように」。
    • 例: He looked as if he had seen a ghost. (彼はまるで幽霊でも見たかのような顔をしていた。) [見た(過去)より前に幽霊を見た(大過去)かのように]

【注意】 as if / as though + 直説法 も可能です。その場合、話者はそれが事実かもしれないと考えている、あるいは可能性が高いと考えていることを示します。

  • 例: It looks as if it is going to rain. (雨が降りそうだ。)

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