不定詞の概説

このセクションのポイント:

  • 不定詞は「to + 動詞の原形」が基本の形で、文中で名詞・形容詞・副詞の働きをする。
  • 1つの不定詞が多様な役割を果たすため、「不定(定まっていない)」詞と呼ばれる。
  • 準動詞の一種であり、動詞の性質(時制、態、目的語・補語をとるなど)も併せ持つ。

不定詞 (Infinitive) は、準動詞の一つで、形の上では <to + 動詞の原形> が基本です (原形不定詞を除く)。 不定詞は文中で、名詞・形容詞・副詞のいずれかの働きをします。このように1つの形が様々な働きをすることから「不定(定まっていない)」詞と呼ばれます。 動詞から派生しているため、動詞としての性質(時制を持つ、態を持つ、目的語や補語をとる、副詞に修飾されるなど)も併せ持ちます。

【不定詞の主な用法】

  • 名詞的用法: 「~すること」 (主語、目的語、補語になる)
  • 形容詞的用法: 「~するための」「~すべき」 (名詞を修飾する、補語になる)
  • 副詞的用法: 「~するために」(目的)、「~して」(感情の原因・結果)、「~するとは」(判断の根拠) など (動詞・形容詞・副詞・文全体を修飾する)

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