動詞と補語の関係 (SVOCで用いる場合)

このセクションのポイント:

  • SVOC文型で、目的格補語(C)にどの形の準動詞(原形不定詞、to不定詞、現在分詞、過去分詞)をとるかは、主節の動詞(V)の種類によって決まる
  • 知覚動詞 (see, hearなど) はOの後に原形、現在分詞、過去分詞をとることが多い。
  • 使役動詞 (make, let, have) はOの後に原形や過去分詞をとることが多い。
  • keep, find などはOの後に現在分詞過去分詞をとる。
  • get, want などはOの後にto不定詞過去分詞をとることが多い。

SVOCの文型(S+V+O+C)では、目的語Oの後にどのような補語C(特に不定詞や分詞)が来るかは、動詞Vの種類によって大きく左右されます。

  • 知覚動詞 (see, hear, feel, watch, notice など):
    • O + 原形不定詞 (Oが~するのを(一部始終)見る)
    • O + 現在分詞 (Oが~しているのを見る)
    • O + 過去分詞 (Oが~されるのを見る)
  • 使役動詞:
    • make O + 原形不定詞 (Oに無理やり~させる)
    • make O + 過去分詞 (Oを~される状態にする)
    • let O + 原形不定詞 (Oに~させてやる、Oが~するのを許す)
    • have O + 原形不定詞 (Oに~させる、Oに~してもらう[依頼・指示])
    • have O + 過去分詞 (Oを~してもらう[依頼・完了]、Oを~される[被害])
  • keep, find, discover など:
    • O + 現在分詞 (Oが~している状態を保つ/見つける)
    • O + 過去分詞 (Oが~された状態を保つ/見つける)
  • get, leave, want, like, prefer など:
    • これらの動詞は、O の後に to不定詞や分詞(特に過去分詞で「~された状態に」)をとることがあります。
      • 例: get O + to不定詞 (Oに~させる、~してもらう)
      • 例: get O + 過去分詞 (Oを~された状態にする)
      • 例: want O + to不定詞 (Oに~してほしい)
      • 例: want O + 過去分詞 (Oが~されることを望む)

これらの組み合わせは動詞ごとに覚える必要があります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました