仮定法過去完了

このセクションのポイント:

  • 過去の事実に反する仮定・想像を表す(「もし(あの時)~だったら、・・・だっただろうに」)。
  • 形: If + S + had + 過去分詞 …, S + would/could/might (+ should) + have + 過去分詞 …
  • 条件節の動詞は過去完了形だが意味は過去の事実に反する仮定。
  • 帰結節では助動詞の過去形 + have + 過去分詞を用いる。
  • 【仮定法ミックス】条件節と帰結節で仮定する時点が異なる場合もある。

過去の事実に反する仮定・想像を表します。「もし (あの時) ~だったら、・・・だっただろうに」。

【形】 If + S + had + 過去分詞 …, S + would / could / might (+ should) + have + 過去分詞 …

【注意点】

  • 条件節の動詞は過去完了形 (had + 過去分詞) を用いますが、意味は 過去の事実に反する仮定 です。
  • 帰結節では助動詞の過去形 (would, could, might, should) + have + 過去分詞を用います。

【例文】

  • If I had known your phone number, I would have called you. (もし君の電話番号を知っていたら、電話しただろうに。)
    • (事実: 知らなかったので、電話しなかった。)
  • If you had studied harder, you could have passed the exam. (もしもっと一生懸命勉強していたら、試験に合格できただろうに。)
    • (事実: 勉強しなかったので、合格できなかった。)
  • If it had not rained yesterday, we might have gone hiking. (もし昨日雨が降っていなかったら、ハイキングに行ったかもしれない。)
    • (事実: 雨が降ったので、行かなかった。)

【仮定法ミックス】 条件節が過去完了、帰結節が過去の形 (またはその逆) になることもあります。

  • 例: If I had taken your advice then, I would be happier now. (もしあの時君の忠告を聞いていたら、今頃もっと幸せだろうに。)

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