関係代名詞の種類と格

このセクションのポイント:

  • 関係代名詞は、先行詞が「人」か「人以外」か、そして関係詞節内での役割(主格、所有格、目的格)によって形が変わる。
  • 先行詞が人の場合:主格は who/that、所有格は whose、目的格は whom/who/that。
  • 先行詞が人以外の場合:主格は which/that、所有格は whose/of which、目的格は which/that。
  • 先行詞を含み「~すること/もの」という意味の名詞節を導く what もある。

関係代名詞は、先行詞の種類 (人か、人以外か) と、関係詞節内での働き (主格、所有格、目的格) によって使い分けます

関係代名詞の種類と格変化

先行詞関係詞節内での役割主格所有格目的格
主語・目的語・補語who/ thatwhosewhom/who/ that
人以外(物・事・動物)主語・目的語・補語which / thatwhose / of whichwhich / that
先行詞なし (what)主語・目的語・補語what (=the thing(s) which/that)(なし)what (=the thing(s) which/that)

【注意点】

  • that: 人・人以外の両方に使えますが、制限用法のみです 。所有格はありません 。前置詞の後には使えません 。
  • who: おもに主格です 。口語では目的格としても用いられます 。
  • whom: 目的格です 。フォーマルな文体で用いられます 。口語では whoやthatが、あるいは省略されることが多いです 。
  • whose: 所有格です 。「~の」 。先行詞は人でも人以外でもよいです 。
  • what: 先行詞をそれ自体に含む関係代名詞です 。「~すること/もの」 。名詞節を導きます 。

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