第5文型: S+V+O+C (主語+不完全他動詞+目的語+補語)

このセクションのポイント:

  • 第5文型は「SがOをCの状態にする」または「SはOがCする(される)ようにする」という意味を表す。
  • 目的語 (O) と補語 (C) の間に意味上の主語-述語の関係 (O=C または O が C する/される) が成立する。
  • 動詞 (V) は不完全他動詞。
  • 補語 (C) には名詞、形容詞、不定詞、分詞などが来る。
  • O=C の関係 (名詞・形容詞補語) と、O が C する/されるの関係 (不定詞・分詞補語) のパターンがある。

目的語 (O) の状態や性質を説明する補語 (C) を必要とする文型であり、目的語 (O) と補語 (C) の間に意味上の主語-述語の関係 (ネクサス: O is (are) C または O が C する/される) が成立します。動詞 (V) は不完全他動詞です。補語 (C) には名詞、形容詞、不定詞、分詞などが来ます。

  • O is (are) C の関係 (名詞・形容詞補語):
    • We call him Tom. (SVOC [名詞]) (O is C: him (he) is Tom) (私たちは彼をトムと呼ぶ。)
    • I found the book interesting. (SVOC [形容詞]) (O is C: the book is interesting) (私はその本が面白いとわかった。)
    • Please keep the room clean. (SVOC [形容詞]) (O is C: the room is clean) (部屋をきれいに保ってください。)
  • O が C する/されるの関係 (不定詞・分詞補語):
    • I want you to go. (SVOC [to不定詞]) (OがCする: you go) (私はあなたに行ってほしい。)
    • She made me wait. (SVOC [原形不定詞]) (OがCする: I wait) (彼女は私を待たせた。) [使役動詞]
    • I saw him crossing the street. (SVOC [現在分詞]) (OがCする: he was crossing) (私は彼が通りを渡っているのを見た。) [知覚動詞]
    • I heard my name called. (SVOC [過去分詞]) (OがCされる: my name was called) (私は自分の名前が呼ばれるのを聞いた。) [知覚動詞]
    • He had his watch stolen. (SVOC [過去分詞]) (OがCされる: his watch was stolen) (彼は時計を盗まれた。) [使役動詞 have]

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