このセクションのポイント:
動名詞が表す動作や状態の主語 (誰がその動作をするのか) を明示したい場合、動名詞の直前に特定の形で示します。
原則
所有格を用いる 動名詞の意味上の主語は、動名詞の直前に 所有格 (my, your, his, her, its, our, their, 名詞’s など) を置くのが正式な形です。
- 例: I am proud of my son’s winning the prize. (私は息子が賞を取ったことを誇りに思う。)
- 例: Do you mind my opening the window? (私が窓を開けても構いませんか。)
- 例: She complained about his being late. (彼女は彼が遅刻したことに不平を言った。)
口語
目的格も用いられる 口語では、所有格の代わりに 目的格 (me, you, him, her, it, us, them, 名詞など) もよく用いられます。特に意味上の主語が無生物の場合や、くだけた文脈では目的格が好まれる傾向があります。
- 例: There is no chance of him passing the exam. (彼が試験に合格する見込みはない。)
- 例: What do you think about Japan hosting the Olympics? (日本がオリンピックを開催することについてどう思いますか。)
【意味上の主語を明示しない場合】
- 意味上の主語が文の主語と同じ場合。
- 例: He is fond of skiing. (彼はスキーが好きだ。[スキーをするのは彼])
- 意味上の主語が一般の人々を指す場合。
- 例: Smoking is bad for your health. (喫煙は健康に悪い。[喫煙するのは一般の人])
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