第2文型: S+V+C (主語+不完全自動詞+補語)


このセクションのポイント:

  • 第2文型は「SはCである」または「SはCになる」という意味を表し、主語 (S) の状態や性質を説明する補語 (C) を必要とする
  • 動詞 (V) は主語と補語を結びつける連結動詞 (Linking Verb) としての役割を担う不完全自動詞。
  • 補語 (C) には名詞または形容詞が来る。
  • 状態・変化・感覚・外観・判断・証明を表す特定の動詞群がこの文型でよく使われる。

主語 (S) の状態や性質を説明する補語 (C) を必要とする文型であり、「SはCである」(S=C) 1の関係が成り立ちます。動詞 (V) は主語と補語を結びつける連結動詞 (Linking Verb) としての役割を担う不完全自動詞です。補語 (C) には名詞または形容詞が来ます。

  • 例文:
    • She is a teacher. (彼女は教師である。) (S=C: She = a teacher)
    • He became famous. (彼は有名になった。) (S=C: He = famous)
    • This soup tastes delicious. (このスープはおいしい味がする。) (S=C: This soup = delicious)
    • The sky grew dark. (空は暗くなった。) (S=C: The sky = dark)

主なSVC動詞 (連結動詞):

  • 状態: be, remain, stay, keep, lie, stand (~のままである)
  • 変化: become, get, grow, turn, go, come, fall (~になる)
  • 感覚: look, sound, smell, taste, feel (~のように見える/聞こえる/~の味がする など)
  • 外観・判断: seem, appear (~のように思われる)
  • 証明: prove, turn out (~だと判明する)

S+V+Cで用いる主な動詞リスト:

  • 【知覚・様子】
    • feel (~と感じる)
    • sound (~のように聞こえる)
    • look (~に見える)
    • smell (~のにおいがする)
    • taste (~の味がする)
    • seem (~に思える)
    • appear (~に見える)
    • prove (~だと分かる)
    • turn out (~だと分かる)
  • 【変化】
    • become (~になる)
    • get (~になる)
    • turn ((変化して)~になる)
    • fall (~の状態に陥る)
    • come ((良い状態・もとの状態)~になる)
    • grow ((次第に)~になる)
    • go ((悪い状態)~になる)
    • make (~になる)
  • 【存在・状態】
    • be動詞, lie (~のままである)
    • remain (~のままである)
    • stay (~のままである)
    • keep (~のままである)
    • その他: sit, stand,
  1. 視認性とわかりやすさ優先のため、S=Cと表現している。正しくはS⊂C、すなわちSがCというグループに含まれるという方が第2文型の本質をついている。 ↩︎

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