相関接続詞 (接続詞を用いた連語表現)

このセクションのポイント:

• 2つの語句がセットになって接続詞のような働きをし、対等な要素を結びつける。
• 主な相関接続詞: both A and B, either A or B, neither A nor B, not A but B, not only A but (also) B, B as well as A。
• 動詞の数は、either A or B や neither A nor B ではBに一致、not only A but (also) B や B as well as A でもB（またはBに近い方）に一致させる点に注意。

2つの語句がセットになって接続詞のような働きをし、対等な要素を結びつけます。
動詞はどちら一致するのかも含めて整理をしておこう。

主な相関接続詞

• both A and B: AとBの両方とも (常に複数扱い)
• either A or B: AかBのどちらか一方 (動詞はBに一致)
• neither A nor B: AもBもどちらも～ない (動詞はBに一致)
• not A but B: Aではなく B
• not only A but (also) B: AだけでなくBもまた (= B as well as A) (動詞はBに一致)
• B as well as A: AだけでなくBもまた (動詞はBに一致)

【例文】

• Both Tom and his sister are good at sports. (トムも彼の姉[妹]もスポーツが得意だ。)
• You can choose either the red one or the blue one. (赤いのか青いの、どちらか一方を選べます。)
• Neither he nor his parents know the truth. (彼も彼の両親も真実を知らない。)
• What matters is not what you have but what you are. (重要なのは何を持っているかではなく、どんな人間かだ。)
• She speaks not only English but also French. (彼女は英語だけでなくフランス語も話す。)
• He as well as you is responsible for the accident. (君だけでなく彼もその事故の責任がある。)
• 【注意】 B as well as A では、動詞はBに一致させる点に特に注意が必要です。