連鎖関係詞節・二重限定

このセクションのポイント:

  • 関係詞節の中に <S + think/believe/say ...> のような思考・伝達系の動詞が挿入された形。
  • S’ が~と思う(先行詞)」のような意味になる。
  • 関係代名詞の格は、挿入部分を除いた関係詞節内での働きで決める
  • 一つの先行詞が、接続詞なしに二つ(以上)の関係詞節によって修飾されることがある。

連鎖関係詞節

関係詞節の中に<S + think / believe / suppose / say / know… >のような思考・伝達系の動詞が挿入された形です 。「S’ が~と思う (先行詞)」などの意味になります 。関係代名詞の格は、挿入部分を除いた関係詞節内での働きで決めます 。

  • 例: He is the man who I think is honest. (彼は、私が正直だと思う男性だ。) (挿入の I think を除くと, who is honest となり, who は isの主語)
  • 例: This is the book which she says she bought yesterday. (これは、彼女が昨日買ったと言う本だ。) (挿入の she says を除くと, which she bought yesterday となり, which は bought の目的語。省略可) 格の判断を誤りやすいので注意が必要です 。挿入部分を取り除いて考えるとわかりやすいです 。

二重限定

1つの先行詞が、接続詞なしに2つ(以上)の関係詞節によって修飾されることがあります 。

  • He is the only person (that) I know who can solve the problem. (彼は、私が知っている中でその問題を解ける唯一の人だ。)
    (先行詞 personを (that) I know と who can solve the problemの2つの節が修飾)

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